アトピーにとって入浴は、保湿と同じくらい最重要ケアです。
洗浄の次に行う保湿の効果を最大限に上げるものであり、二つでセットと考えて下さい。
カサカサの皮膚に水分を入れて保湿剤でフタをし、外的刺激からもブロックするバリアを作る。これを正しく続けることで、皮膚の回復も早くなります。
逆に言えば、がんばって保湿をしていたとしても、その効果を殺してしまいかねないのも入浴。
入浴については日本特有の価値観と慣習、家の事情もあり、アトピーにとってはそれが悪化原因になっていることもあります。
アトピーの悪化原因を書いた記事は読んでくれたでしょうか?
その中でも、入浴時に関しては「細菌」「アレルギー」「接触性のもの」「皮膚の脆弱性」の悪化要因を頭に入れて入浴時のケアを行っていきます。
入浴の目的
普通の人ならば、入浴の目的は清潔にする、気分を変えたり、痛いところを温めて痛みを緩和したりということが主な目的になると思います。
アトピーは温めると
→ 痒みが増す❌
→ 汗がひかないので細菌が繁殖しやすくなる❌
→ 温度が高いと乾燥が進む❌
こういうことが起こりがちなので、アトピーが出ている場合あまり温めることが目的になる入り方はオススメできません。
冷えて血行が悪くなり皮膚を乾燥をさせることはあると思いますが、元々病的な乾燥肌であるので、血行が良くなれば病的な乾燥肌に皮脂が出始めるということもないですし、冷え一つで皮膚全体を悪化させる原因にはならないです。
乾燥には保湿剤で補えますし、皮膚の炎症が取れてくれば、少しずつでも皮脂が出てきますから、炎症がある場合温めるという入り方はデメリットでしかないです。
皮膚が良くなってきたら、温まる、リラックスということを目的に入っても良いのですが、重症者ほどこの目的をまずは捨てましょう、持たないようにしましょう。
アトピーにとっての入浴は、
皮膚についた細菌とアレルゲンの除去
酸化した油(脂)の除去、又はいらない角質の除去
角層に水分を取り込む
これらが目的と意義です。
目標は、
入っても痛くない、怖くない
皮膚が悪化ぜずに、落ち着く、良くなってくる
皮膚が楽になるから入りたくなる
皮膚が楽になる入浴方法を習慣化する
です。
お風呂は痛くて入りたくないという方もいます。水に濡れるのも恐怖に感じることもあります。
治療の一つとして入浴の目的、意義、目標を理解してくれれば、辛い入浴も少しは頑張れるのではないかなと思います。
良くなれば辛くなくなりますから✨
皮膚についた細菌とアレルゲンの除去
酸化した油(脂)の除去又はいらない角質の除去
角層に水分を取り込む
もう一度この目的を頭に入れてもらって、悪化原因の細菌、アレルゲン、接触性のもの、皮膚の脆弱性に対処する、患者視点の細かいケア方法に入っていきます。
入浴時のトータルスキンケア方法
入浴前の準備
浴室をきれいにする
浴室内全体をきれいにする
汚い浴室よりは、きれいな浴室の方が気分が良いというのもありますが、一番は、カビが多い浴室だと換気もできていないということですから、浴室内にカビの胞子が充満しているということでもあります。
カビが多い環境は、アレルギーを持っていれば皮膚を悪化させます。喘息も持っている方はなおさら気をつけないといけないことです。
石鹸カスと高温多湿の汚れた環境だからカビが発生します。
毎日洗剤で掃除しなくても、入浴が終わったら排水溝の髪の毛は捨て、壁など拭き取るなどして水分をなるべく減らし、換気だけでも行えば違いがでます。
20年くらい前のユニットバスは、排水トラップに直接流れず、浴槽のエプロン下の防水パンに排水した水が一旦流れ出る(又は漏れ出る)ものがあるので、そういうお風呂はエプロン内がカビで阿鼻叫喚のカビ地獄絵図になっています💧
3点ユニットバスでは、洗面と浴槽の排水が配管もない浴槽の下の防水パンをに流れ、排水トラップに向かう構造のものもあり、それもすごいことになってます(経験談)。
3点ユニットバスはまだ掃除しやすいですが、何年も全く掃除したことないという方は、開けるとアレルギーで反応してしまい危険なので、無理せずにプロに任せましょう。
自分でできることとして、排水の度に、液体の塩素系漂白剤をお湯がはけた排水溝にキャップ一杯流すことも日々のカビ予防にも効果的です。
カビに塩素系漂白剤で掃除をする時は、気化した塩素に反応して皮膚が悪化することもあるので、気をつけて下さい。
※お風呂の掃除については、別の記事を書く予定です。
風呂釜をきれいにする
これは追い焚き機能があるお風呂限定ではありますが、追い焚きをしていると人の皮脂と垢、雑菌、水垢、乳白色になるような入浴剤を使っていれば特に風呂釜は汚れています。
そこから出てきたお湯に浸かるのは、アトピー的にはオススメできないです。
できれば、海外みたいに一人入ったらお湯を抜けるのがアトピーには理想的です。
給湯のみのユニットバスでもなければ、家族の入浴のことも考えないといけないので、定期的に洗浄するほうが現実的に実践可能な方法です。
風呂釜は家族が多ければ多いほど頻回に定期的に洗浄したほうが良いです。
風呂釜洗いにはジャバが有名ですが、YouTubeなどでも検索すると他の方法動画も出てきます。
風呂釜の種類も色々なので、取扱説明書や製造会社に相談するなどして確認してから機械を痛めない方法で洗浄して下さい。
一回でも湯船に人が入れば身体からの有機物(皮、汗、脂汚れ)➕お湯の温度も高いので雑菌がどんどん増えて行きます。
全員が入り終わったらすぐお湯を抜くことで風呂釜の配管に汚れを停滞させないようにします。お湯を次の日に沸かしなおして入ったり、洗濯に使いまわすことは厳禁です。
温かいうちにお湯を抜くことで、排水経路に皮脂や石鹸カスなどの汚れが比較的固まらず流れやすくなります。
アトピーの人は、保湿剤➕皮でお風呂の汚れもひどいので、入浴がおわたら早めに栓を抜いて下さい。
集合住宅は夜中に排水すると騒音が出ることもあり排水をすぐにできない場合は、塩素系漂白剤をキャップ一杯だけでも入れておくと、温かいお湯で雑菌が増えにくく給湯口くらいは殺菌できます。それで、朝になったら排水します。
給湯口の金属カバーも時々外して洗って下さい。バクテリアフィルムのぬめりや赤カビが発生しやすいです。
たまには、掃除をプロに頼むもの良いかもしれません。
洗濯したタオル、下着、服を用意する
バスタオルは何回使ったら洗うか論争があると思いますが、
何回使ってから洗いますか?
正解は、ちょこっとだけでも一回使ったら洗う。
お風呂に入っても身体を拭けば有機物が付きますし、そこで濡れた状態で長時間乾かないでいるタオルであれば菌が繁殖しています。
それを再度使えば、重症者ほど菌が移ってきて繁殖しやすいので、更に悪化してしまうことがあります。
タオルに限らず、入浴後に着るものも洗濯してしっかり乾いたものを着用します。使い回し(脱いだものをまた着る)は厳禁です。
入浴前の準備に共通するものは、『細菌とカビ』に関することです。
これらがアトピーを悪化させるものであるからこそ、清潔にしてからはなるべく悪化原因を皮膚に近づけない時間を長くつくることを意識しないと、いつまでも回復しなかったり、悪化方向に行くことがあります。
※洗濯方法については別の記事を書きます。
水が痛い、刺激を感じるところには、入浴5分前にうすくワセリンを塗る
必ず入浴5分前です。そして、うすーーーく伸ばします。
それより時間を空けると、皮膚が乾燥しだして保湿剤も吸収されてしまうので傷にしみて痛いです。
それより時間が短いと、痛みは感じ辛くはなっていますが、皮膚に軟膏のベタベタが残っていてお湯を使うとベタベタが増す感じがしますし、泡立つソープ類を使わないと落ちにくいからです。
上記の理由から、あまり量を塗らずに薄く膜を張らせるくらいの塗り方であれば、水にもしみにくく痛みも少なくできます。5分で保湿剤がほとんど皮膚に吸収されているのでシャワーかけてるだけでも落としやすいです。
脱いだ服は、浴室内でバタバタと振り、服に付いてる皮を落とす
重症者ほど服を脱ぐと、かき集められるくらい皮が落ちるので、床がザラザラになります。😓
浴室内の洗い場で服を脱いでバタバタと振るか叩くなどし、服についた皮を落とします。そのあとはお湯で流せますから、脱衣所の掃除と洗濯も楽になります。
脱いだ服もお湯をかけて少し流してから洗濯機に入れると、洗濯時少し楽です。
入浴中のケア
温度は温かいとも思わないくらいが理想的
お風呂で身体にかけるお湯は、温まらない温度が良いです。どうしてかというと、
浴室から出た後に汗をなるべく出さない
熱くても、冷たくても皮膚の刺激になる
これらを懸念するからです。
せっかく悪化原因の細菌やアレルゲンを落としたのに、汗をかいてしまうとまた繁殖してしまいますし、すぐに保湿剤も塗れないので、乾燥が進みます。
皮膚がスカスカでめくれ上がっている状態で、いきなり水分がかかるだけでも痒みを感じますし、38℃でも熱く感じて刺激になります。
34〜36℃の湯温が目安ですが、性別、筋肉量、皮下脂肪に個人差があるので、温かいとも冷たいとも思わない温度で入浴することが重要です。
夏はまだ良いですが、冬はそれだと寒さを感じてしまうので、浴室暖房があればあらかじめかけておくか、湯上がりや身体を洗う時のシャワーは少し温かいと思う温度を短時間使います。
冬場は脱衣所にも暖房をつけておくと保湿剤を塗るまで震えなくてすみます。(余談ですが、電気ストーブを脱衣場で使っていて、脱いだ服が燃えて火事でお子さん二人が亡くなった事故もあったので、安全を考えてファンヒーターなど温風が出る方が安全だと思います)
保湿剤をくまなく塗れれば、それほど寒さは感じなくなります。
日本は地域で気温差がありますし、体感も個人差があるので具体的な数字というのは難しいですが、お風呂上がりに汗をかかない、熱がこもらない温度がアトピーには適温です。
皮膚がふやけず角層に水分が入る20分間、湯船につかる
私の主治医からは、皮膚がふやけないで角層に水分が入り込むのがこの20分と聞いています。
ふやけさせるのも皮膚の負担になりますので、長風呂は止めましょう。
普段カラスの行水という人でも、短すぎてはあまり入る意味がなく、シャワーと変わらなくなってしまいます。温度が低いお湯ならば、入りやすいので20分間頑張りましょう。
20分は意外とすぐに過ぎます。音楽をかければ4曲程度で大体20分。私は歯磨きをしています。
小さいお子さんは20分入れておくのは難しいことが多いと思いますが、おもちゃなど使って、なるべく工夫してみて下さい。
顔の皮膚や頭皮にも水分を入れる
首から上はお風呂にずっと浸かっていられないので
バシャバシャ頭部や顔にお湯をかける
タオルを浸して顔や頭部に置く
顔をだけを水面から出して全身湯船に浸かる
これを繰り返すか、好きな方法で全身潤わせましょう。
湯船には一日2回入る
重症者はできれば、一日2回温かくもなく冷たくもない湯船に入って、角層に水分を入れ込んだ上で保湿剤を塗ることで、かなり乾燥が和らぎ皮膚が落ち着きます。
保湿剤だけ塗ると、種類によっては乾燥がかえって進むこともありますから、症状が出ている時ほど2回入浴して欲しいですが、水道代もかかりますし、体力、時間もとられます。
その時々に状況がありますから、最低でも一日1回は湯船に入って、もう一回はシャワーでもかまいません。
重症者は、寝起きは乾燥と落屑でガビガビになっていて動くこともままならないので、起きた時に入浴しないと外に出られないくらいの状態ですから、朝お風呂に入る人も元々多いと思います。
外から帰ったら、アレルゲンや細菌が身体中に付いているので、夜入浴のケアをすることで皮膚をリセットします。
皮膚の状態がよくなればシャワーだけでも良いですが、ちょっと掻いてしまうことが多かった日は、湯船につかって肌をリセットして、ステロイドで一気に鎮静させると治りも早いです。
皮膚が改善してきたら、一日1回にして大丈夫ですが、自分の皮膚が楽だなと感じることを大事にして下さい。
良くなったからすぐに入浴のケアを怠るということはおススメしません。
湿疹が長期に出ていれば、一時的に治ったと思っても皮膚に記憶が残っているので、すぐに元に戻りやすいからです。
良い状態が長ければ長いほど、皮膚も強くなって悪い状態に戻りにくくなります。
たいていの人は一日1回は入浴するので、その時間は皮膚のために有効に使いましょう。
皮膚はなるべくこすらない
洗うときが一番刺激を与えやすいので、気をつけます。
汗をかいたら、細菌や真菌が繁殖してきて、バイオ(バクテリア)フィルムを作ります。
そのフィルムを確実に壊すには界面活性剤が必要で、強く擦っても全部は壊れません。
自分に合った洗剤で、撫でるように優しく洗いましょう。
このセタフィルジェントルクレンザーならば、一日2回お風呂に入ったときに使っても洗いすぎになることはありません。
水に濡れたときは、剥がれ落ちそうな皮がザラザラとした感触が強く感じられたり、皮膚に粘土質の垢が溜まってきているのが触ると分かるので、私もついついそういったものを落とすようにこすってしまいがちです。
粘土質の垢は、保湿剤と皮脂や皮が堆積したものでもあるので、あまりたまり過ぎると酸化しているせいかアトピーを地味に悪化させています。
石鹸や泡のたつもので洗えるようであれば、たまに使って垢を落とした方が良いです。
私は泡の立つもので手がかぶれてしまうので、ベビー用の泡で出るソープのもので身体の中心部の脂が出やすいねっとりした部分のみ3秒くらい撫でてすぐに洗い流すか、他の部分はたまに湯船で少しこすってしまいます。
粘土質の垢が溜まった状態を放置するのと、一時的にこするのとどっちが皮膚を悪化させるかと考えると、こすった方が皮膚を悪化させないと判断したからで、皮膚の状態を考えてこすっていますが、普段はセタフィルでなでるように洗っています。
湯船に一日2回入ると、ザラザラや、粘土質の垢もたまりにくくなりますから、こすることもあまりなくなります。
シャワーと水も悪化要因
意外と気にしていない人もいますが、シャワーは結構刺激が強いです。
直接かかると強いので、ガーゼをシャワーヘッドに巻き、赤ちゃんの入浴のように使わせることもあります。
そんなのは毎回面倒なので、シャワーの穴がとにかく小さいものであれば使うと肌あたりも良いので、ヘッドを変えてみることもおススメします。
個人的には、アラミックのシルキーシャワーが肌あたりが優しくて刺激を感じないので好きです。
そして、水道水の塩素にも皮膚が反応していることがあるので、夏場お風呂に入ると悪化するということがあれば、湯船のお湯にはクエン酸を少量入れ、塩素除去の機能があるシャワーヘッドに変えることも有効です。
鼻の入り口を洗う
鼻の中の粘膜には、黄色ブドウ球菌が潜んでいることがあります。
アトピーの人はほぼほぼいるでしょう。
黄色ブドウ球菌は、アトピー肌だと繁殖しやすので、鼻の粘膜に潜んでスタンバイしています。
鼻を触った手で、痒い所を掻いてしまったら、目出たく黄色ブドウ球菌の思う壺です。
ですから、入浴だけでなく顔を洗うだけの時でも、鼻の入口を水洗いしましょう。
それで菌がなくなるわけでもないですが、数を減らします。
そして、アレルギー性鼻炎を合併している人も多いと思うので、鼻の入口についたアレルゲンを落とすメリットもあります。
鼻くそもとってね。
鼻うがいじゃダメなのという意見もあるかもしれないですが、塩水を使うので鼻の周囲がかぶれてしまうこともありますし、中耳炎の危険性もあります。
鼻うがいはやり方が難しいので、老若男女がやりやすい鼻の入口を洗うということをまずはやって下さい。
間違っても、奥まで指を突っ込んだり、洗剤やイソジンで洗うということはしないでください。鼻粘膜を痛めます。
目安は、鼻毛がある部分までです。
入浴後のケア
浴室内でタオルを押し当てるように身体の水分をとる
身体を拭く出すと同時に皮膚が乾燥し始めるので、湿気がある浴室内で身体を拭くことをおススメします。
初めに用意した綺麗なタオルで拭きますが、ゴシゴシ拭かないで下さい。
痒いと強めに拭いてしまいがちですが、保湿剤を塗るまでもう少し我慢です。
包み込むように押し当てるか、タオルの上から手だけを動かして水分をタオルに吸い込ませるように拭きます。
水分をしっかり拭き取った方が良いか、少し残したくらいで保湿剤を塗った方が良いのかどちらが良いというのは、自分の皮膚が楽な方法を選びましょう。
ただ、拭き終わって一度素手で全身触ってみて、水分が拭き残っているところと、皮膚が悪化しているところが同じであれば、しっかり拭いておいた方が良いです。
私は水分が残っている方が痒みが出ます。
膝裏に湿疹が出てきた時にしっかり拭けていないのに気がついて、しっかり拭いてからムラなく保湿剤も塗るようになったら軽いうちにステロイドを使わずに治りました。
頭皮にトラブルがある人は、乾きやすように髪を短めにしたり、タオルドライも押し当てるように拭き、ドライヤーも低温の方が刺激が少ないですが、ドライヤーも痛くて使えないという人もいるので、頭部だけ高吸収のタオルにするなどして、なるべく早く乾くようにして下さい。
濡れたままだと細菌、カビが繁殖しだすので、それも悪化原因になります。
私も何を使っても、何をやっても頭皮は乾燥でつぱって、フケがボロボロ出ていましたが、デュピクセントを使い出して乾燥もほとんどなくなり、シャンプーを使えるようになりました。デュピクセントをやめれば元に戻ってしまいます。
頭皮に保湿剤を塗ると髪がベトベトになりますし、ローションもステロイド入りのものしかないので毎日使えないですし、頭皮の保湿には何か良い手がないものかと考え中です。
保湿剤をムラなくぬる
保湿剤のぬり方は、以前記事にしました。
身体を拭いたら、1.2分でぬり始めるくらいしないとすぐ乾燥するので、手早くぬってください。
バイオ(バクテリア)フィルムを洗剤で壊し、角層に水分を取り込み、熱がこもったり汗をかかない状態で保湿剤を手早くぬります。
これでやっとバリアが出来上がり、アトピーには楽な皮膚状態となります。
マットは敷かないか、一回で洗う
マットは水虫を他人に感染させてしまうくらい不潔です。
アトピーがひどいと細かい皮がいっぱい落ちて入り込んでいるので、使ったら毎回洗うか、敷かない方がより安全です。
風呂場から出るときに足の裏を拭いて出ればマットは必要ないです。
それでも何か置きたいという場合は、すのこが安全で掃除もしやすいです。
子どもの場合は、すのこだと隙間に足が入って怪我をすることもあるので、滑りにくくて洗いやすいマットを専用に用意しておくほうが良いかもしれません。
まとめ
入浴は、普通の肌に近づけるために、自分で、自宅で、それほどお金をかけずにできるスキンケアです。
一日2回湯船に入るとなると、労力と水道代が増えてしまいますが、
まずは、一週間。
一日2回、温かくもなく冷たくもない温度で、20分湯船につかって、バクテリアとアレルゲンを除去して保湿をしてみて下さい。
もしそれで、
ステロイドの量や塗る回数、ランクが減らせる。
軽症なら正しい入浴と保湿だけで湿疹が治るとなれば、
やってみたくならないですか?
良いバリアをキープできれば、自分の皮膚は自然に回復していきます。