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自己紹介

ときどきナース
ときどきナース

はじめまして

ときどきナースと申します。

口角が下がっているところが似ています。

このサイトは

まあまあアトピー重症者で、入退院を繰り返し社会からドロップアウトしていたところから

新薬のデュピクセントとスキンケアで、アトピーだと分からないくらいにコントロールできて、時々看護師をして働けるくらいにまで良くなっている者が

少しでもアトピーの症状が改善する方法を、医療知識を持って、経験者にしか分からない細かいところまで

アトピー性皮膚炎で苦しんでいる人やそのご家族、第三者だけどアトピーを理解したいと思っている人に届けたいと思い立ち上げたサイトです。

このサイトの方向性

社会からドロップアウトした時は、何で治るのか、いつ良くなるのか先が見えず、色々な治療に手を出し、収入がない状態で金銭的にも不安でした

ましてや今、新型コロナウイルスで社会全体が先が見えず不安定な時、病気がなくても不安を持つ人も多い中、アトピーで同じような状態の只中にいる人は身体的にも精神的にも苦しんで不安しかない人も多いことと思います。

アトピーで苦しんでいる状況を

  • 家で
  • あまりお金をかけず
  • 普段やっていることを少し変える努力
で、
アトピーが少しでも症状が和らぐ薬が効きやすくなる良い状態を維持しやすくなるとなれば
その方法を試してみたいと思いますか?

そこで私がアトピーを少しでも良くすために一番お伝えしたいことは

スキンケアです

薬を塗る、入浴だけがスキンケアではありません

肌に接する全てのものを全方位からケアしなければ

治療の柱である薬物療法も効きません

良い状態もキープできません。

言い換えれば、ステロイドが効かないのもスキンケアができていないせいかもしれません

悪化原因除去を含めトータル的にスキンケアを行うことで、皮膚の土台をしっかり底上げして良い状態を維持することを目指す

それがこのサイトの名前にもしている

トータルスキンケアです。

そして患者本人だけでなく、家族と暮らしていれば、家族の協力も得なければならないので、第三者が理解してケアに加わり、協力してもらいやすくするため

アトピーの実態なども書いていこうかと思います。

お子さんに軟膏を塗ってあげたりするだけでも、自分の肌感覚とは違うので分からないことも多いですし、悪化していった場合自分がしてあげていることは本当に正解なのだろうかと不安になることもありますよね。

そういう本人以外の人にもコミットできすようにしていきます。

スキンケアの必要性

悪化原因について色々不確かな情報を見つけることが度々ありますが、病態や悪化原因については年齢等問わず共通した部分があるから病名が付いているわけです

その共通する部分がもちろん「肌の構造異常」で、原因は大まかにですが「細菌」「アレルゲン」です。

「肌」をケアする方法は、年齢など問わず共通で有効なものなのです。

ですが、原因が多すぎるうえに個人差が大きく、検査だけでは確定できない疾患ですし、湿疹も見た目で見分けるのに経験が必要なところに、この病気を難しくしている現状があります

それ故に色々な民間療法が出てきて、弱みに付け込まれやすい要因にもなっています。

成人のアトピーの人が腸の状態や食べ物が原因だという説を唱えていることもよく見受けられますが、母乳だけを飲んで固形の食事をしていない赤ちゃんのアトピーは違うアトピーなのでしょうか?

ストレスが原因という人もいますが、乳幼児にもストレスが原因というのでしょうか?

私は普段、内視鏡に従事していて、色々な人の胃腸を見ています

明らかにアトピーが出ている人、アトピー体質の人の胃腸も見ていますが、目視だけではありますが必ず何か異常があるということはないです

普通の肌の人の方が胃腸の状態が悪い人が多いですし、潰瘍性大腸炎やピロリ菌感染、細菌性胃腸炎で粘膜に出血が多くみられてひどい状態の胃腸をしていても、皮膚は普通に綺麗な人がほとんどです

(※個人的な肌の揺らぎまでは確認していませんが、明らかに皮膚に乾燥や湿疹がないという意味です)

それはどういうことかというと、胃腸内の粘膜がひどい状態で腸内細菌の不均衡が明らかに起こっていて免疫がボロボロの状態でも、皮膚が病的な状態にならない人はならないのです

皮膚に何かしら症状が出るということは、皮膚の構造に元々問題があるから皮膚に症状が出るのです。

人はそれぞれ弱いところというか、傾向が遺伝子レベルであります

同じ食事をしていても、胃が痛くなる人、結石ができる人、糖尿病になる人、アレルギーが出てしまう人、個体差が必ずといってあります

発病したらその病気や体質に合わせた生活様式を取らなければ悪化してしまいます。

糖尿病の人が薬物療法だけでなく食事のコントロールが必須であるように、アトピーの人のスキンケアはその糖尿病の食事のコントロールと同等に必要不可欠なもので

アトピーの人にはアトピーの生活様式を取らないといけないのです。

医学的にも立証もされていない不確かなものを信じるよりも、立証されている根拠を持ってそのことに対処を確実に行うことの方がずっと早く効果が出ます。

医学的にはかなり進歩してきています。治療の幅も広がりつつあります。

しかし、薬物療法、原因の除去、スキンケアが治療の三本柱と分かっていながら、今まで適切なスキンケアがされていなかったことで

皮膚の悪化状態が常態化することで脆弱になり、悪化原因の細菌やアレルゲンに皮膚が感作されてどんどん悪化していき、薬も効きにくくなるという悪循環に陥っている人が多い現状があり残念なところです。

スキンケアを教えること自体に時間がかかりますし、教える側の知識が徹底周知されていることも必要です

外来診療で教えるのは時間的に病院の負担になってしまいますし、指導だけで毎回保険点数もたいして取れないので収入にはならないのだと思います。

ですからこのサイトで、皮膚に感作するものを、日常的にコントロールするのに必要不可欠なスキンケアを中心においた情報をお伝えしていきます

このサイトは、完全にアトピーを治したいと思っている人、脱ステロイドと脱保湿をしている人には寄り添えないサイトかもしれません

ですが

今のつらい状況を少しでも良くしたいと思っている人には、見る価値があるサイトだと思います。

このサイトの目指すところ、個人的な望み

アトピーの情報を集めている人たちからすれば、このサイトを読み進める上で他のサイトに書かれている内容と被っていることが多いと思います

同じような医療者側からの内容のものとたいして変わらないと思われるかもしれません

今の時点で科学的に証明できているもの以外は、医療者の端くれとして無責任なことを言うことはできないので、目新しいだけのものや医学的に疑問を持つような内容には触れられないからです

ですが、

患者目線でなかったり

古い情報であったり

医学的には証明されていないぶっ飛んだ情報

があふれ、混乱させるものが多い中で

もう一度このサイトを通して、過去の状態から今やっていること、自分の状態を客観的に科学的に捉えなおすことで混乱を無くし

アトピーが少しでも良くなるきっかけ、手助けになるサイトになるように創っていきます。

アトピーは皮膚の疾患であるため、見た目にも感覚器官としても、病気の酷さを体感、認識を否応なく強いられる疾患でありますが、逆に良くなる時は良くなる感覚も体感、認識が早いので、治療のモチベーションが保ちやすいということもあるかと思います。

良くも悪くも肌はとても正直で、反応が早いです

きちんとやれば、結果がついてきやすいです

特に年齢の若い方、症状が長期間出ていない方はスキンケアだけでも結果が出やすいです。

ときどきナース
ときどきナース

基本的に皮膚の炎症は直接接したものが原因で起こっています。

でも重症化した皮膚では何にでも反応し、

原因を見つけるのが非常に難しくなるので、

なるべく早く炎症を鎮める治療をしましょう。

もし、いつまで経っても全く効果を感じられなかったなら、元の生活に戻しても時間と労力が少し損したなと思うくらいのスキンケア方法です。

アトピーが少しでも良くなったら、外に出てください

少しでも今を楽しんでください

私は、色々な人や国の制度のおかげで、デュピクセントという高額な薬も使うことができて、既存の薬剤とスキンケアだけでは抑えることができなかったアレルギーが抑えられ、ありがたいことに身体的に楽に生活できています。

長く社会参加できなかった者が、恩返しという気持ちで

少しでも社会や、苦しんでいる方の役に立つサイトになることができれば嬉しいですし、そこから良い循環が生まれることを願ってここに記します。

ときどきナース

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